WORLD MAX

HITMANNG2004-07-08

よし。気を取り直して書くか・・・はぁ。
いかん。やっぱ溜息が。
 

オープニング。
相変わらずの渡辺いっけい
ジョン・ウェインいい体してんな。


○ 大野 崇(inspirit)
1R 2分56秒TKO
● ビンセント・スワーンズ(オランダ)
 
テレビ放映なし。ネラの大野が勝ちました。


○ ドゥエイン・ラドウィック(米国/3-Dマーシャルアーツ)
3R判定 3−0(28-27,30-29,30-28)
● セルカン・イルマッツ(トルコ/チーム・ソラック)
 
また70kgにしたラド、トルコのクサナギさん< ̄! ̄>を破る


<準々決勝>
○ 小比類巻 貴之(日本/チーム・ドラゴン)69.9kg
3R判定 3−0(30-28,29-28,29-28)
マイク・ザンビディスギリシャ/メガジム)70.0kg
 
コヒ。減量失敗って陽動作戦じゃねーのって勘ぐってたけど
試合後のコメントみると本当だったみたい。
でもコンディションはよさそう。
ザンビ。HAYATO戦で底が見えた感じ。
かなり身長差の為、効果的なヒザが打てるコヒには組みやすい相手。
2Rヒザでダウンを奪ったコヒの勝ち。
林真須美の応援効果があったか。


<準々決勝>
○ ブアカーオ・ポープラムック(タイ/ポープラムックジム)69.0kg
3R判定 0−0(30-30,30-30,30-30)→延長1R判定 2−1(10-9,9-10,10-9)
ジョン・ウェイン・パー(オーストラリア/ブンチュウジム)70.0kg
 
1回戦屈指の好カードはダイジェスト・・・。
階級下から上げてきたとは思えないグッドシェイプなブアーカオが
優勝候補のウェインを延長僅差で破る。


<準々決勝>
○ 魔裟斗(日本/シルバーウルフ)70.0kg
3R判定 2−0(30-29,30-30,30-29)
● ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/モンゴリアンレスリング連合)70.0kg
 
魔裟斗スピードが違う。ナラントンはパワーある。
まあ妥当な判定と思う。ナラントンも強かった。
魔裟斗、右目の下を腫らす。


<準々決勝>
○ アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム)68.0kg
3R判定 2−0(30-29,30-30,30-29)
● シャミール・ガイダルベコフ(ロシア/スコーピオンジム)70.0kg
 
ダイジェスト。僅差の勝負だったみたい。


<準決勝>
● 小比類巻 貴之(日本/チーム・ドラゴン)69.9kg
2R 0分42秒 KO
○ ブアカーオ・ポープラムック(タイ/ポープラムックジム)69.0kg
 
ブアカーオ、体の強さからして全然モノが違う。
コヒ、1回戦では好調さを見せたがプレッシャーにジワジワ下がり、
ムエタイの投げにコロコロ転がされ、ヒザをぶち込まれダウン。
敵に背を見せ、持ち味全開。心の弱さ爆発。完敗。
正直、コヒママはもういい。


<準決勝>
○ 魔裟斗(日本/シルバーウルフ)70.0kg
3R判定 3−0(29-28,29-28,29-30-28)
● アルバート・クラウス(オランダ/ブーリーズジム)68.0kg
 
魔裟斗1Rからスピードの違いを見せる。
パンチテクでもクラウスを凌ぎ、成長度合いの差を見せる。
2R左でダウンを奪い、楽勝かと思いきや
3R明らかなバッティングをくらい(残り1:42)左目がお岩さん状態に。
魔裟斗なんとか勝つも決勝に不安がよぎる。


<ミックスルール(1、3R:K−1ルール 2、4R:総合ルール)3分4R>
○ 山本“KID”徳郁(PUREBRED東京)65.1kg(ジーンズ着用)
2R 2分40秒腕ひしぎ逆十字固め
● 安廣 一哉(正道会館)69.1kg
 
5kg近くウェイト差があったと思う。
予想どおり1RはKID危ない場面があった。
けど2Rになれば圧勝だなって思ってた。
が、安廣がタックル潰してギロチン!
片腕が腕越しだったので大丈夫と思いきや結構極まってる!
おいおいおい・・。
しかし外れてパウンド→最後は十字で極める。
勝利後KID「ヤベェー。」
安廣の健闘もあったけど、KIDの不甲斐なさが気になる。
こんな苦戦したKIDはじめて見た。


<決勝>
○ ブアカーオ・ポープラムック(タイ/ポープラムックジム)69.0kg
3R判定 1−0(29-28,29-29,29-29)→延長1R判定3−0(10-9,10-9,10-9)
● 魔裟斗(日本/シルバーウルフ)70.0kg
 
ん?まだ22:30か・・・。
 
魔裟斗の方が重いのにブアカーオがでかく見える。
1、2回戦の激闘で痛手を負った魔裟斗に対し、
同じように激闘をこなしたはずのブアカーオは
ケロッとしている。この辺も強さのうちだな。
1R中盤には勝負が見えた感じ。
強烈な前蹴り、ミドル、首相撲魔裟斗を翻弄。
2RはKO寸前に追い込む。
3Rはムエタイらしく流して終わるも、全ラウンド、ブアカーオ。
魔裟斗は顔面が腫れてるからというより、
決勝前に蹴り過ぎた足のダメージの蓄積が辛かったな。
フットワークが使えないので前蹴り喰らいまくった。
しかし魔裟斗、よく頑張った。お疲れ!(・∀・)カコヨカッタぜ!


「まあ、万全だったとしてもブアカーオ有利だろうなぁ。」
「肘ありなら余計にだな」・・なんて思ってたら。
ゲスト解説の畑山がボロボロの魔裟斗を見て
「コレ、判定ドローだったら戦う力残ってるんですかねぇ」だって?
プッ。なにアフォなこと言ってるんだ・・・。
 
 
「判定の結果をお伝えします!」
 
「ジャッジ ミザオカマサト 29対28 赤ブアカーオ!」
えー!!いつ魔裟斗のラウンドがあったんだ??
3R?ありえねーだろぉー!駄目ジャッジだなミザオカは・・。
 
「ジャッジ ナカガワケースケ 29対29 ドロー!」
!!ウソダロ・・・。
 
「ジャッジ オオタニアツシ 29対29 ドロー!」
・・・絶句。
 
正直、延長ラウンドはマトモに見れませんでした・・・。


いや。素晴しい大会でしたよ。
選手の頑張りがヒシヒシと伝わりましたよ。
ブアーカオ強かった。本当に魔裟斗頑張った。
クラウス諦めなかった。ジョン・ウェイン実力を見せた。
ナラントンガラグ清々しかった。ガイダルベコフ惜しかった。
ザンビディスギリシャ優勝したんだからいいじゃん。
ヤスヒロ驚いた。KID次に期待。コヒ頑張れ。
良かった。ヨカッタデスヨ・・。
 
だからこそ余計に残念。切ない。悔しい。空しい。
 
MAXだけは大切にして欲しい。
選手の頑張り、試合内容だけで魅せられる
K−1に残った唯一のコンテンツなんだから・・・。